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2025年度 第4回例会
俳句の会 2月 作品ギャラリー

   ・実施日2026年2月25日(水)13時30分~16時30分
   ・場 所港区立生涯学習センター205学習室
   ・参加者:18名(選者・特別参加含む)
参加/敬称略)  伊豆・伊藤・葛山・金森・工藤・小髙・佐川・鈴木(芳)・鈴木(黎) 髙瀬・髙橋・田中・中前・半田・宮之原・依田(内、欠席投句5名)
            (指 導)  深津先生・城下先生




 ◇句会参加者“今日の1句”
句会参加者が自分の投句した句の中から選んだ“私の今日のイチオシの1句”です


    オールより零るるしづく春日影     伊豆康夫 
    車椅子押して母娘の初桜     伊藤美智子 
    朝寝して夢の余白の満ちゆきぬ     葛山由博 
    蓬摘む籠一杯の馳走なり 工藤道夫
    朝寝覚め葱刻む音心地よき      小髙秀則
    黒猫の吞みこまれゆく春の雪 佐川良子
    春雪やテールライトの千の列       鈴木芳江 
    薔薇の芽の赤が緑に今朝の庭 鈴木黎子
    吾が春愁水割り二杯ほどのもの    髙瀬俊次 
    月冴ゆる橋の欄干冷え入りぬ         髙橋秀文  
    朝寝してとがむる人も今は亡く 田中達也
    たらちねの母の笑顔の朝寝かな 中前行雄 
    余寒なほ竹の刈り口真白なり 宮之原隆雄
    白梅の枝に鳥来る猫の来る 依田美弥子


◇高点句
 
今回、句会参加者はそれぞれが良いと思った句を5句ずつ選びました。
    今回も秀句が多く、得点3点以上(選んだ人が3人以上)の句を掲載します。
 



  <8点句>
     吾が春愁水割り二杯ほどのもの  髙瀬俊次
  <6点句>  
     朝寝覚め葱刻む音心地よき 小髙秀則
  <5点句> 
     朝寝してとがむる人も今は亡く 田中達也
     オールより零るるしづく春日影 伊豆康夫
     トラクター轍に乾く春の土  伊藤美智子
     車椅子押して母娘の初桜 伊藤美智子
  <4点句> 
     朝寝して夢の余白の満ちゆきぬ 葛山由博
     余寒なほ竹の刈り口真白なり 宮之原隆雄
     寝ては覚め覚むれば句作春炬燵 髙瀬俊次
     山鳩のときをり鳴きし目借時 城下洋二
  <3点句> 
     縁に立ち君亡き夜半の朧月 田中達也
     今頃は生家の庭に蕗のたう 宮之原隆雄
     薔薇の芽の赤が緑に今朝の庭 鈴木黎子
     蓬摘む籠一杯の馳走なり 工藤道夫

 ◇作者は語る
  
句会参加者が自身の句についての思いを語ります。


 
 朝寝してとがむる人も今は亡く       田中達也

昨年9月に妻を亡くしました。直後からやるべき未体験な事が押し寄せてきて
混乱状態でした。最近一人暮らしにも慣れてきて新しい生活のペースができつ
つある時、髙瀬さんから句会のお知らせをいただきました。気分を変えようと
久しぶりに参加させていただきました。

「俳句は数を詠むことが大切」と先生からも仲間からもよく教えられます。
もとより数を詠むことができない私ですが、今回は特に、句作にかける気持ち
の余裕も時間もなかったため、テーマを「追悼句」に特化して、家内のいなく
なって変化した日常を投句させていただきました。
望外にも兼題の「朝寝」を先生はじめ皆さんに選んでいただき感謝しています。 なんとなくある心のけじめがついたような気がしています。



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 <2026/03/12:文責:髙瀬:HP編集:後藤>