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 俳句の会 2025年度第3回例会報告
・開催日:2025年10月22日(水)
・場 所: (吟行)日比谷公園(中止)
      (句会)港区立生涯学習センター303学習室
・参加者:12名(選者含む)
(参加/敬称略) 伊豆・伊藤・工藤・小髙・鈴木(芳)・鈴木(黎)
          髙瀬・髙橋・中前・ 宮之原(内、欠席投句3名)
 (指 導)   深津先生・城下先生


2025年度3回の例会を開催しました。
今回、日比谷公園の吟行を予定していましたが、あいにくの雨また寒い一日となることが予想されたため、
前日に中止といたしました。ただ、荒天にもかかわらず一人吟行を敢行したメンバーもいました。

吟行は中止としたため、出句は兼題の「星月夜」1句、句会当日の嘱目(※)3句の4句としました。
(※嘱目とは:今回は、当日家を出てから句会場までに目にしたこと、またそのとき感じたことを句に
するということにチャレンジしていただきました)

句会では12人の出句48句を清記用紙に記入。清記用紙のコピーをもとに1人5句選句。選んだ句を参加者
各自が発表する「披講」を聞きながら各自が「点盛り」、合評と続きます。「合評」では、選んだ句に
ついて、「なぜこの句を選んだか」「この句のどういうところが良いと思ったか」など意見を述べ
合った後、作者が「名乗り」ます。

今回も点が入った句だけではなく、点が入らなかった句についても参加者が意見を述べ合いました。
選者の先生からは「写生を心がけていることは良いこと。ただ、写生句は見たものを説明すること
ではなく、読者の想像力に委ねることが肝要
」「景が見える句が多くなっている。説明的な言葉を
省き、他の言葉に置き換えることを考えてみてほしい
」というコメントをいただきました。
また、添削例を示していただくなど、今後へ向けてたくさんのヒントを得ることができました。

今回も「作品ギャラリー」に掲載する「選者選」、参加者自薦の「今日の1句」、参加者からの得票の
多かった「高点句」など、じっくり味わっていただければ幸いです。

次回例会は年間スケジュールで決めたとおり、2月25日(水)、句会を行います。(場所は未定)詳細は
後日ホームページに掲載します。皆さまの参加をお待ちしております。

                                     代表世話人 髙瀬俊次

<句会選句中>

※まだ選べない ※左・深津先生-右・城下先生
※先生も選句に大苦戦  ※熱心に選句中 
 ※忙中閑あり  ※毎回お世話になる先生方
   
< 日比谷公園 吟行者の投稿写真>
※ペリカン噴水
 
※松本楼 
※日比谷見附跡 
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<2025/10/31:文責:髙瀬・写真:小高・HP編集:後藤>