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俳句の会 2021年6月(通算第5回)メール句会報告


 (概 要)  ・実施日:2021年6月(メール投句締切:6月13日)
 ・参加者:14名(選者含む)  
(参 加/敬称略)   伊豆・伊藤・葛山・加茂・工藤・小・鈴木(芳)・鈴木(黎)・ 瀬
  田中・中前・宮之原・依田  
(指 導)   城下先生

 <以下、第5回メール句会リポート>
2021年度もOB会の同好会活動の多くが休止を余儀なくされる中、俳句の会では「いつでも、どこでもできる
という俳句の特性を活かし、自宅に居ながら参加できる「メール句会」を2020年度に引き続き実施しました。
今回は通算第5回となり、14名が参加しました。

この「メール句会」は俳句の会の句会の手順を参加者とまとめ役の世話人(瀬)とのメールのやり取りで行う
というものです。選者の先生にもメールで参加していただきました。 出句は1人4句、14名56句。参加者はその中
からそれぞれ5句選びます。今回も秀句が多く参加者は5句に絞り込むのが大変だったようです。

作品ギャラリー」に掲載する「選者選」、参加者自薦の「今日の1句」、参加者からの得票の多かった「高点句
など、味読いただければ幸いです。

「第5回メール句会」を終え、今回の参加者の皆さんから以下のような感想や意見をいた だきました。

・メール句会は回数を重ねるたびに,皆様の句の内容が深くなるように思います。そのため,選句に悩
 み時間がかかりましたが楽しかったです。また「歳時記を繰り季語をよく見なさい」という先生
 のコメントは身に沁みました。
・メール句会には大分慣れてきて、いいと思います。選句は、多くの事を学ばせて頂いています。
・今回も秀句が多く、5句の選句にとても迷いました。また、オリンピックが落ち着いた11月頃、吟行
 的な機会があったら嬉しいです。
・メール句会については概ね好評の様子、この形態で良いと思います。特に選句については己の視点が
 意外とまともだなと確認出来る点が良い。その割に己の作品がね!


また今回、選者の先生から次のようなコメントをいただきました。

  コロナ禍でなかなか吟行に出かけられませんが、日々の生活の中に季語が溢れているのに改めて気づき
ます。その日の季語との出会いを詠む。昨日の自分とは決別して、今を詠む。そんな俳句の原点に気付
かされる今日この頃です。
自戒を込めて言うのですが、もう一度歳時記を繰りながら今の季節、今の自分にしか詠めない俳句を詠
みましょう。

コロナ禍でいろいろな制約がある中、今回も「メール句会」を楽しむことができました。 ワクチン接種が行き渡り、
第5波の影響が少ないことを願っています。

早く句会が開ける日が来ることを願いつつ、またコロナとの共存をはかりつつ、より楽し める「新しい句会様式
の模索も続けて行きたいと思っています。  


                                        代表世話人 瀬俊次

                                 
         
 
 


                             


  <2021/07/18:文責:瀬:HP編集:後藤>