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  俳句の会 2月 作品ギャラリー

     日時: 2020/2/5(水)       13:00〜16:30
     句会: 港区立三田いきいきプラザ

  
 
◇句会参加者“今日の1句”
句会参加者が自分の投句した句の中から選んだ“私の今日のイチオシの1句”です。
 
   立春のひかり国立競技場
伊豆康夫
   いつせいに群鳥うごく寒空を  伊藤美智子
   お歯黒の官女も居たり古雛 葛山由博
   バイク音冬の怒号に掻き消えり 加茂好朗
   立春に工事工事と五輪かな 工藤道夫
   春浅し小滝の瀬音早まりぬ 小秀則
   七種やすんなり言へて炊き上る  鈴木芳江
   去年今年地磁気の動く星に生き  鈴木黎子
   シャンペンのすぽんと抜かれ春来る 瀬俊次
   春隣通話の奥のモーツァルト 田中達也
   春立ちてアダモの雪が降って来た  中前行雄
   初雪やミッキーマウスの黒い鼻 

依田美弥子



 ◇作者は語る
 句会参加者が自身の1句についての思いを語ります。
 

     去年今年地磁気の動く星に生き 鈴木黎子

  
  年が改まると、新たな出発点に立つという気分になる一方で、変わらずに
  重なる日々の 中にいる、ということも思います。
  折しも地質学上の時代名が「チバニアン」と命名され たことで、悠久の
  歴史を重ねる地球に生きる奇跡に思いが至りました。  









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<2020/02/13:文責:瀬:写真:伊豆:HP編集:後藤>