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<以下、メール句会リポート> |
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緊急事態宣言は解除されたものの、未だ外出もためらわれる状況が続いています。本来であればOB会のホームページは今頃、 各種の活動報告がにぎやかに掲載されているところですが、今年は淋しいですね。 そういう中、「いつでも、どこでもできる」 という俳句の特性を活かし、自宅に居ながら参加できる「メール句会」を実施しました。 俳句の会としては初めての試みでしたが16名が参加しました。(内、俳句の会初参加2名) この「メール句会」は俳句の会の句会の手順を参加者とまとめ役の世話人(瀬)とのメールのやり取りで行うというものです。 選者の先生にもメールで参加していただきました。 いつもの句会と「メール句会」の進め方の違いを表にすると概ね以下のようなものです。
初めての「メール句会」を終えたところで、参加者の皆さんからたくさんの感想やご意見をいただきました。 ・いつもの句会と違い選句する時間が十分あり、じっくり考えて選句をすることができた。 ・それぞれが選んだ句について記述した選評が大変参考になった。 ・メール句会をまた実施してほしい。 以上のような参加者の皆さんの感想を総合すると、それぞれに楽しんでいただいたようで、世話人としては大変 うれしく思っております。 また今回、選者の先生からは次のようなコメントをいただきました。 ・全体的にレベルが上がっていますので、選句に若干苦労しました。選に漏らした句でも佳句がいくつもありました。 ・また、新型コロナ流行の句が10あまりありました。流行を普遍的に詠むというのはなかなか難しいのですが、 これだけの出来事は巧拙をいとわず詠んでおくことは大切なことだと思います。何年か経って読み返すと、記憶が まざまざと蘇ってくるはずです。後で思 い出して読んでも、時の臨場感は絶対に出ません。 是非チャレンジしてください。 「俳句は座の文芸」と言われるように、あくまでも「連衆が集まって行う句会」が基本だと思います。しかしながら、 外出もままならない状況にあっては「新しい生活様式」ならぬ「新しい句会形式」も取り入れ、いろいろ工夫しながら 俳句を楽しみたいと思っております。 代表世話人 瀬俊次 |
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