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2025年度第1回例会
俳句の会 4月 作品ギャラリー

   ・実施日2025年4月16日(水)
   ・場 所港区立生涯学習センター(ばるーん)304学習室
   ・参加者:12名(選者含む)
参加/敬称略)   伊豆・伊藤・葛山・小・菅原・鈴木(芳)・瀬・高橋・中前
 宮之原     (内、欠席投句3名)  
        (指 導)   深津先生・城下先生








 ◇句会参加者“今日の1句”
句会参加者が自分の投句した句の中から選んだ“私の今日のイチオシの1句”です。


    つかの間を葉陰に遊ぶ残花かな      伊豆康夫 
    春風や発車の曲の流れ出す      伊藤美智子 
    春風やひとつ外して胸ボタン      葛山由博 
    鳥交る羽音の行方追ひにけり       小秀則
    春風に凧のステップ枝の先  菅原満雄
    新緑に頭出したる武道館        鈴木芳江 
    春風を連れふるさとの友来たる     瀬俊次 
    菜の花や小高き丘の時計台          橋秀文  
    春風や幼児わらつて手を振つて    中前行雄 
    桜散る富士見多聞の狭間かな  宮之原隆雄
◇高点句
    今回、句会参加者はそれぞれが良いと思った句を5句ずつ選びました。
    得点3点以上(選んだ人が3人以上)の句は以下のとおりです。  



 <5点句>
  春風を連れふるさとの友来たる   瀬俊次
   
 <4点句>  
  落ちてなほ生きて在るごと紅椿   瀬俊次
  春風やひとつ外して胸ボタン    葛山由博
  森に入り樹々の芽吹きのこゑ聴かな    深津健司
 <3点句> 
  春風やフリー切符の二人分   宮之原隆雄
  桜散る富士見多聞の狭間かな   宮之原隆雄
  若緑茶屋の枝折戸古りにけり   宮之原隆雄
   

 ◇作者は語る
  句会参加者が自身の1句についての思いを語ります。


 
新 緑 に 頭 出 し た る 武 道 館     鈴木芳江
     東御苑「天守閣跡」からの眺めは新緑に溢れていました。
     北側に瑞々しく広がる樹々の中に「武道館」は光る屋根だけ。
     それは清々しい美しさと新鮮な勢いがあり、そこに力を感じて詠んだ句です。




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 <2025/05/02:文責:瀬:HP編集:後藤>