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俳句の会 2019年度 第1回例会報告

       日 時:
          2019年5月30日(木)10:30〜16:30
       会 場:
           吟 行=北の丸公園〜皇居東御苑    句 会=港区立生涯学習センター
参加者13名(選者含む)
(参加/敬称略)  伊豆・伊藤・葛山・加茂・工藤・小高・鈴木(芳)鈴木(黎)・ 瀬・中前・依田 
(指導)  城下先生、深津先生 
     俳句の会2019年度第1回例会は5月30日(木)、選者お二人を含め13名が参加。午前中に都心の北の丸公園、皇居東御苑を吟行し、
     午後から港区立生涯学習センターで句会を行いました。  

     地下鉄九段下駅で集合、靖国神社を右に見て、田安門から北の丸公園に入ります。公園入口の案内板を見ながら吟行ルート、
     句会場への移動ルートを確認し、いざ吟行へ。

 集合は都営新宿線「九段下」駅 「田安門」より北の丸公園へ 公園内の地図を見ながらミーティング

     左手の日本武道館の前に立った途端、「世界歌謡祭」のグランプリ曲、中島みゆきの「時代」が頭の中で鳴りっぱなしに・・・
     しばし青春の思い出に浸ります。公園西側の森へゆるい上りを進んで行けば、そこには都心であることを忘れさせる静寂とひんやり
     した空気が。さらに進めばどうーと水音。四阿から見下ろせば、落差2mほどながら見事な滝が眼前に。ここは1句物したいと、
     思い思いに滝に見入ります。・・・意外なほどの高低差を感じながら、さらに先へ進みます。
     千鳥ヶ淵を望む石垣の突端に立ち、葉桜を吹きぬけて来る薫風を全身に享け、まさに初夏を実感。青鷺がじっと餌を狙う池を横目に
     北の丸公園を後にします。  

溢れんばかりの緑・緑 木漏れ日の小径を散策
滝近くの四阿にて一休み


     北桔橋門(きたはねはしもん)から皇居東御苑に入ります。ここからはそれぞれに江戸城天守閣跡へ上ったり、二の丸庭園を巡ったり、
     ゆっくりと苑内を散策したりしながら句材を探します。大手門で合流し、句会場へ移動。その間に各自適宜昼食。

「北桔橋門」より東御苑へ   広いメインストリート   結構な高さの天守台
 「汐見坂」を下る 往時を偲ばせる「百人番所」   「大手門」より苑外へ
    
     午後の句会は港区立生涯学習センターで行いました。  投句、清記、選句、披講、互選といつものような手順で進行します。
     俳句には作者の個性が出るものですが、自分が良いと思った句についての選句理由のコメントにもそれぞれの個性があります。
     選者の先生からは毎回いくつかの句について、「ここをこう変えれば作者の意図がもっと明確に伝わるのではないか」といった
     添削をいただいています。
     その他に今回は、「俳句と川柳の違い」、「季重なりについての考え方」、「『五月晴』という季語の本意」といったことに
     ついてのコメントをいただきました。  最後に次回例会の日程、兼題を決め2019年度第1回例会を終了しました。
     

 句会場は港区立生涯学習センター  句会スタート! 投句から選句へ  各人の選評と質疑応答・全体講評・
 
 次回開催日の決定後、句会終了    
            ◆次回例会予告(吟行なし、句会のみ実施)  
             日時:7月31日(水)13:00〜  
             会場:港区立生涯学習センター 205学習室  
             兼題:「夕焼」    
             (詳細は後日ご案内いたします) 

懇親会:慰労会 
  
  その後場所を変え懇親会。ここでも熱い俳句談義が交わされたのでした。懇親会の会場から外へ出れば、まだ日は高い。
     「これではまだ家には帰れない」ということで、次の場所へ向かった人もあったとか、なかったとか・・・
 懇親会はいつもの居酒屋で! ⇒ 一息ついてリラックス
解説に熱心に聞き入る そろそろお開きの時間
  
( 文責:瀬俊次 )


                                  


                       




  <2019/06/13:文責:瀬:写真:伊豆:HP編集:後藤>