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平成30年度 第4回「俳句の会・冬の例会」報告

 
日時: 平成31年1月30日(水) 13:00~17:00 
場所: 港区立生涯学習センター
参加者13名 (敬称略:索引順)
会  員  伊豆、伊藤、葛山、小高、 髙瀬、田中、 中前、   依田、工藤
ゲ ス ト  鈴木(芳)鈴木(黎) 
指  導 2  城下洋二先生、深津健司先生


ヤマハOB会「俳句の会第4回例会」は、1月30日(水)13時から新橋の「港区立生涯学習センター」で行いました。
夏と冬は季節が厳しく、午前の吟行はなく句会のみで行いました。句会は自分の作品を披露し、他人の作品を鑑賞し
選句するもので、自分が良いと思った句を選び、何処が良かったか選評を述べるものです。決して他者の句の批評を
行うものではありません。  

俳句は有季定型、すなわち春夏秋冬の季節の言葉をキーワードにして、五・七・五の言葉で感動を詠うものです。
今年は夏の猛暑が激しく大雨や地震と変化の大きい1年間でした。しかし1月になっても雪は少なく透徹した寒さには
遠い感じでしたが、兼題「冴ゆ・冴ゆる」で一句と当季雑詠三句、合計四句の出句で行いました。

句会はまず自分の作ってきた句を短冊に書いて提出することから始まります。次に進行係によってその短冊がメンバー
にランダムに配られ、各自その句を「清記表」に書き写します。そしてそれを次々と回していきます。良いと思った
句があればノートに書き留めておき、最終的に決められた数(今回は四句選)に絞り込みます。そして「披講」として
自分の選んだ句を発表します。それはその句を選んだ理由、どこが良いか感動したかを述べます。最後に俳句のプロ
である選者の方の選を聞き、選評で指導を受けます。

今回選者の先生から総論として、
・この句会に参加するようになって8年がたった。今は皆さん大変上手になられたので、今日の選句は実感のある句を
 選ぶようにした。相手にうったえるには実感が必要だからである。
・皆さん俳句の17音の詩型をよく心得ておられる。この17音を駆使してどう表現するかがポイントになる。
 「何を」詠むか、「どう」詠むか、今後もこの「何を」「どう」で最高の表現を心がけていってほしい。
 といった話があった。  

尚、次回は5月30日(木)で、北の丸辺りの吟行と句会と決めた。また今後新しく入ってくる未経験者のフォローや、
来期の新しい体制を話し合って終了した。俳句談義の続きは懇親会の席に移した。

                                          記:代表世話人 葛山 由博
 
 
会場の「港区立生涯学習センター」 ①句会は投句からスタート
②続いて選句作業へ  ③それぞれの選句を順に発表 
④選句理由に聞き入る  ⑤選者の解説に納得 
⑥質疑応答の時間   ⑦最後に次回日程と兼題を確認 
 
⑧句会終了、お疲れ様!    ⑨外はまだ明るい
 
   
懇親会 
 
近くの懇親会場へ まずは乾杯!   熱心な俳句談義
時間はゆっくり流れます お開き! ネオンが眩い


                           


 <2019/2/09 文責:葛山・写真:伊豆・HP編集:後藤>