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   日 時: 平成30年7月31日(火) 13時00分〜17時00分
   場 所: 港区立生涯学習センター(ばるーん)学習室
参加者 14名(敬称略、索引順) 
 会 員   伊豆・伊藤・岡野・葛山・工藤・小高・鈴木(伸)
  高瀬・田中・依田
 ゲスト   鈴木(黎)
 指 導   城下洋二先生   深津健司先生  
 会 員   例会欠席・投句参加 中前
                                                                   
                                                   平成30年8月吉日
平成30年度 第2回俳句の会「夏の句会」報告  

今年度のヤマハOB会第2回俳句の会「夏の句会」は、7月31日(火)13時から「港区立生涯学習
センター(ばるーん)学習室」で行いました。夏と冬は季節が厳しいということで建物の中で行っ
ていますが、特に今年は体温を越える日の暑い句会となりました。

「句会」というと作句が難しいとか、他人の作った句を選んだり批評することに抵抗があるという
方もいらっしゃるようです。しかし作句の五・七・五は日本の歌のリズムであり、また選評は自分
が感動した句についてどこが良いと思ったかを説明するのであって、批評・批判するものではあり
ません。自然な気持ちと態度で臨めば良いのではないでしょうか。

句会はまず自分の作ってきた句を短冊に書いて提出することから始まります。
今回は兼題「晩夏」一句と当季雑詠三句、合計四句の出句でした。次に進行係によってその短冊が
メンバーにバラバラに配られ、各自その句を「清記表」に書き写します。そしてそれを右隣へ次々
と回していきます。良いと思った句があれば書き留めておき、最終的に提出の四句に絞り込みます。
そして自分の選句を皆さんの前で読み上げます(これを「披講」と言います)。
さらに「選評」としてその選句理由を述べます。

最後に俳句のプロである選者の方の選を聞き、選評で作句や鑑賞の指導を受けます。選評や選者選
によって、当初の自分の思い込みや考え違いが修正され、解釈や表現に様々な工夫があることが分
かってきます。今年の夏の句会は自分の思い込みが修正されていく快感、人それぞれの見方・考え
方やイメージの広がりなど、句会における感性に刺激的なものを感じられものでした。

結局話は尽きず、今回も場を変えてお話をお聞きし、議論をして終えました。

                                  代表世話人 葛山由博



<句会一口知識>

 ◆選者(せんじゃ)
  ・句会の指導者
 ◆投句(とうく) 
  ・俳句作品の提出
   短冊に記入(投句者名は
   伏せる)
 ◆選句(せんく)
  ・俳句作品の吟味と鑑賞
   気にいった句を別の選句用紙
   に書き写す 
 ◆披講(ひこう)
  ・選句結果の読みあげ
   (投句者名が明かされる)
 ◆合評(がっぴょう)
  ・お互いの作品の和やかな批評
      


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句会前の談笑  句会スタート! 先ず投句から 続いて選句へ
選句作業に集中 選者のお二人 各人選句の発表
 選者による解説・講評  次回の開催日と兼題を検討  句会、無事終了
  懇親会   
懇親会場へ到着  早速乾杯! 続いて乾杯!
俳句談議は佳境に 時間が足りません そろそろお開き?!
 
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<2018/08/08:文責:葛山・写真:伊豆・HP編集:後藤>