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  日 時: 平成28年4月19日(火)10:3016:30
  会 場: 吟行=神楽坂界隈  
       句会=文京総合福祉センター
参加者13名 (敬称略:索引順)
会 員  伊豆、市村、伊藤、葛山、加茂、小高、鈴木、
 高瀬、中前、
ゲスト   鈴木(黎)、鈴木(芳)、
指 導  城下先生、深津先生、
会 員  例会欠席:投句参加  依田、



平成28年第1回俳句の会春の例会報告


 
平成28年第1回春の吟行と句会は4月19日(火)に神楽坂で行いました。10時半にJR飯田橋西口改札前に集合、出席者は会員9名、ゲスト2名と選者の先生2名計13名で神楽坂の吟行に向かいました。

この辺りはテレビにもよく出てくる毘沙門天(善国寺)や、新国立競技場の設計で話題になった隈研吾氏デザインの赤城神社があります。また神楽坂界隈には「かくれんぼ横丁」や「兵庫横丁」など細い路地がいくつもあり、その奥には老舗旅館や料亭、粋な居酒屋などがあります。ちょうど京都の祇園に似たような黒塀の雰囲気のある所です。

みんなメモ帳片手に選者の先生の季語の説明を聞き、「桃の花」や「藤棚」や「春愁」などと書き付けていきます。 神楽坂を登りきったところで昼食、メモの整理と吟行による作句の整理をしました。
集合はJR飯田橋駅西口
        ①神楽坂のメインストリート   ②これぞ神楽坂! 黒塀の小路   ③懐かしい風景 横丁石畳
 ④善国寺の見事な藤の花  ⑤毘沙門天で有名な善国寺   ⑥ 次に光照寺へ
  
⑦ 只今作句中  ⑧ 続いて赤城神社へ  ⑨ 広い境内の赤城神社

句会は「文京総合福祉センター」で午後13時半開始、兼題「風光る」を入れ、吟行句と雑詠合計四句を出句しました。そして任意に配布された四句を清記し 続いてその中から選句、次々にその清記用紙を回していき一巡します。その中でこれはという句を選ぶのですが実に悩みます。そして披講、名乗りと選句理由、この過程で選ばれた人がはっきりしてきます。そして選者選と講評、なぜこの句は良いか、ここはもう一つこのように工夫をしてみたらと指導を頂きます。質問もできます。  

 句会会場の文京総合福祉センター   句会は投句からスタート⇒ ⇒ ⇒  投句・選句用紙等々
選句に没頭  選者の先生方   句会もそろそろ終了に
今日は

1、「残り花」は「遅桜」でどうだろうか。 残花は散ってしまっている桜で、そこ
  までは散っていなかったと思う。まだ遅桜が咲いており、残花として散ってしま
  う推移の途中にあると思う。


2、俳句は省略が肝要である。吟行はたくさんのものを見てまとまりがなくなってしま
  うことがある。あれもこれもとたくさんのことを入れ込むのではなく、焦点や意図
  を絞り込んで、深く詠む。


3、無季の句になってしまうのは仕方がない。ダメではないが基本は有季定型にし、
  季語を入れる工夫をしてほしい。 ほか、「や」「かな」「けり」の切れ字の話が
  あったりして、選者の先生との問答はいつもながら大変勉強になりました。


次回は7月19日(火)と決めて、16時半に終了。その後も夕食をとりながら俳句談義が
続きました。


                  代表世話人 葛山 由博(記)
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