26年4月2日(水)11時〜17時
会場 吟行=浜離宮恩賜庭園
句会=芳梅亭
参加者14名(敬称略、索引順)
石原、伊豆、市村、
伊藤
、葛山、加茂、
岸本
、
柴山
、高瀬、中前、浜口、
(ゲスト)
鈴木
、
(選 者)深津先生、城下先生、
平成26年度の第1回俳句の会定例会を、「浜離宮恩賜庭園」で行いました。日程を決めるに
当たり桜の咲く頃とし、先回冬の会で4月2日としました。狙い通り桜は溢れるほどの満開でした。また30万本と言われる菜の花畑は、あたり一面を黄色く染める広さです。
午前中は吟行ということで、選者の先生に季語の説明を聞き、思いつく句をノートに書き付けていきます。
浜離宮大手門入口
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集合場所(大手門内側)にて
周りは高層ビル群
海に面しているところでは水上バスの発着場があり、浅草方面の船が出発するところでした。この辺りの水門の奥には「潮入の池」や「庚申堂鴨場」の池などがあり、海辺の公園と潮入の池を成しています。池に沿って庭園を回り、中の御門辺りの桜並木は満開でした。それこそ花が盛り上がるほどに咲いており、多くの人が写真を撮ったり、句作に頭をひねったりの光景です。
その後方に野外広場があり、テーブルと椅子が各所に配置されており、ここで作句と昼食としました。
見事な菜の花畑
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桜も満開
満員の水上バス
水門の脇を通って
潮入の池(中島の御茶屋を望む)
野外卓広場にて昼食
13時から園内の施設「芳梅亭」をお借りして句会を行いました。和室の茶室風の建物で、今度は逆に部屋の中から外の風景が、桜を中心に何とも言えない美しさです。
句会会場「芳梅亭」
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芳梅亭の庭
本日は平成26年度第1回目の会議のため、最初に簡単な総会を行いました。
まず25年度の活動と経費、及び26年度の活動計画と予算の承認。次に会員募集、特に女性の理解を
得るために世話人に伊藤美智子さんを推薦、了解を得ました。そして今日の句会から4句出句4句選とし、
@兼題1句増やし、今回は「春風」。
A選者選に入った句は作者名をHPに公開することも確認しました。
13時15分から投句開始、事前に作句されてきたメモを見ながら、今日の吟行の印象を取り込んでいる人が大半で、締切を少しオーバーしました。流れはいつもの通り清記用紙に4句丁寧に書き、順次これらを回して、選句しながら最終的に4句に絞る。次に互選に入り自分の選んだ句を発表、その後清記用紙を元に何故その句を選んだか自分の選評を述べます。
最後に緊張する選者の方の選者選、及び講評があり、
・今回は吟行をして、吟行したその時の気持ちを読んだ句が良かった。
・菜の花を材料にして句を作ることは滅多にないが、この浜離宮では「30万本の菜の花」を
実感しないと つくれないと
吟行した現場で得た感動を大事にして句を作ることをおそわりました。 結局話は尽きず、場を変えて一杯やりながら議論は続きました。
代表世話人 葛山由博
◆選者(せんじゃ)
・
句会の指導者
◆投句(とうく)
・俳句作品の提出
短冊に記入(投句者名は
伏せる)
◆選句(せんく)
・俳句作品の吟味と鑑賞
気にいった句を別の
選句用紙に書き写す
◆披講(ひこう)
・選句結果の読みあげ
(投句者名が明か
される)
◆合評(がっぴょう)
・お互いの作品の
和やかな批評
投句中
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選句中
選者による解説中
机上も賑やか
懇親会風景
懇親会スタート!
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時間を忘れます
話は尽きません
<2014/4/9:文責:葛山・写真:伊豆・HP編集:後藤>