指導: 深津健司先生  城下洋二先生
日時: 平成25年1月16日(水) 13時〜16時30分
場所: 港区三田いきいきプラザ 集会室B

参加者11名(敬称略、索引順) 

伊豆、石原、伊藤(美)、葛山、加茂、岸本(啓)
実崎、柴山、高瀬、中前、浜口、  



平成25123

平成24年度 第4回「俳句の会・例会」報告

 今年度のヤマハOB会「俳句の会例会」を、新春早々116(水)に行いました。年4回春夏秋冬と例会を行っていますが、気候がよく自然の美しい春と秋は、景勝地で吟行と句会を行っています。季節の厳しい夏と冬は、持ち寄った句を中心に句座を組む例会を中心に行っています。今回は参加会員11人と選者2人で13人の参加者、「港区三田いきいきプラザ」の集会室、13時から16時半で句座を組みました。

例会の1週間前に雪が降り、俳句としては大きな季語が天から降りました。
冬は寒冷、万物蕭条と枯れつくす冬の花は雪です。年末はクリスマスで花なき季節を祭りで飾り、年明けはお正月の行事で彩り、冬と新年とは厳粛に分けられながらも、季語の多い時期でもあります。


 句会は、13時開始から各自が作った句3句を短冊に書き「投句」します。そして投句された39枚の短冊をよく混ぜ一人一人に3枚渡されて、「清記表」に丁寧に書き写します。それを順次隣に回しながら,自分の気に入った句を書き留めていきます。一巡したところで自分の「選句」として発表する3句に絞り、誰々選として、大きな声で発表します。このようにして会員11人の「互選」が行なわれ、選句評も終わると、
最後に「選者選」となります。 お一人8句で合計16句、内特選其々3句計6句選ばれて、本日の全体講評がされます。句会の中でもっとも緊張するときです。


最後に15時半頃から選者から「冬の難解季語」の説明があり、また会員から質問をして
指導をしていただく時間となります。

@   「季重ねと季またがりの注意」…季重ねとは同一の季節の季語が2つ以上入っていること、季またがりは 違う季節の季語が2つ以上入っていること。厳密に言えば避けた方が良いが、優先度が明確な場合は良い。

A   「俳句に何をどう詠むか」…何を詠むのかは感性の問題。どう詠むのかはある程度の訓練。名句や句集をたくさん読むこと。

と、質問にアドバイスを頂いた。更に、「どうしても俳句にならない時はどうするか」「カタカナ表記の是非」、などの質問や話が咲き、この話は場を改めて「新年会」の席まで議論は続きました。

句会16時半終了。新年会19時終了。

次回例会は411()の予定。

 

(葛山由博 記)      

 

                           

句会写真

@句会開始前「会費の集金です」 A選句中「うーん」
B講評(説明と批評) C選者による解説
 
D句会終了「いざ新年会へ」  
E新年会  



                                 
    



<2013/01/23 文責:葛山・写真:伊豆・HP編集:後藤>