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俳句の会 活動報告

   東日本ヤマハOB会 俳句の会 第3回 初春例会

今回は17名もの参加があり、大盛況でした。
         また、初めて和室での句会となり、
                   ギッシリながらも、風情がありました




     指導  深津健司先生  城下洋二先生

     日時  平成24年1月11日(水) 13時〜17時 
     場所  港区勤労福祉会館 

     参加者(敬称略、索引順) 
      伊豆、伊藤(美)、葛山、加茂、実崎、柴田、柴山(欠席投句)、
      菅原、高瀬、田形、中前、浜口、福田、藤江、松原

  第3回 俳句の会報告 (葛山 由博)

第3回例会は、年明け早々の1月11日(水)、場所は港区勤労福祉会館和室(定員20人)で行いました。 参加人数は大いに増え、OB会会員15人、指導・選者2人、計17人となり、ほぼ満員の状況となりました。  13時からスタート。各人お題の当季雑詠に沿って3句練り、投句用の短冊に清書しました。

会も3回目に入り、皆さん慣れてきたのか、投句から清記表の記入までスムーズに流れ、その表を回覧して選句、全員の3句選が1時間くらいで終わりました。
本日の披講は一人一人が自分の選句3句を詠みあげ、詠まれた方は名乗りを上げるのです。そして選んだポイントを一言講評。参加しているメンバー同士で選びあいました。(これを、互選といいます。)

ただし、絶対評価は、選者お二人の選句(選者選)があり、ここで選ばれることは難しいので、 大変緊張します。
選者選の発表後、選者の深津先生と城下先生から以下のような指導がありました。

           ○何を詠むのか

 まず俳句で、何を詠むかを見つける事。そして、それをどう詠むかですが、日常を素直に詠むことがポイントです。たとえば今回出された句の中で、「葱の香」がありました。
これを「こう」と詠ませていますが、「かおり」とよませると字余りになってしまいます。通常使わない言葉で詠ませる句の選は難しいのです。

           ○季重ね

 季節が違う物が入っている場合は、当期季語が優先されます。
もし、当期季語が二重に入っている場合は、比重が両方にかかり句が分散するので、 注意が必要です。

           ○写生

 俳句は説明してはいけません。写生に徹する事です。
たとえば、そういう意味では、「リヒテルのごとき老犬」はいい写生表現です。

*今回の例会で、柴山さんから風邪で欠席するので、欠席投句をお願いしたいとの依頼が世話人にました。
例会開始前にこの旨お諮りし、参加者了解のもと世話人葛山が代理として欠席投句を行いました。



ちょっと、一息



やっぱり、これで行こうか・・




懇親会も盛り上がりました



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 句会一口知識

 選者(せんじゃ)
    句会の指導者
 投句(とうく)  
    俳句作品の提出 
 選句(せんく)
    俳句作品の吟味と鑑賞
    気にいった句を別の
    清記用紙に書き写す。
    (投句者名は伏せる)
 披講(ひこう)
    選句結果の読みあげ
    (投句者名が明かされる)
 合評(がっぴょう)
    お互いの作品の和やかな
    批評