今年の俳句の会秋の例会は、11月1日(火)に新宿御苑で行った。当日の朝から雨降り
になり、雨でも雪でも俳句は自然をそのまま詠むものでそれが吟行だと、コートを着て
出かけた。
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集合時間10時までには参加予定者13人がそろった。 新宿御苑は当句会としては久し
ぶりである。東京の中心新宿に広大な庭園があり、季節ごとの花や樹、鳥や魚・虫と
自然の宝庫である。
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10時新宿門を出発、選者の先生のお話を聞きながら進んで行く。「十月桜」と「寒桜」
の違いを実物で見て、チャノキ、山茶花がとてもきれいである。苑内の所々で「紫式部」
やススキに寄生する「南蛮煙管」も観察できた。樹木は銀杏や楓が色づき、森全体に
木の実が落ち、紅葉が広がっている。
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苑内7ケ所で菊花壇展が行われていた。1株から数百輪の花を咲かせる「大作り花壇」、
花弁を包み込むようにして花が大きくなる「大菊花壇」などが見頃だった。
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11時半頃に苑内のレストランでお昼休憩と作句の時間を取る。この頃には雨も小降り
になってきて、句会場に移動する頃には雨は止んできた。 |